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志村ふくみ~母衣への回帰

2016年10月24日 11:32  草花の色 

先日は世田谷美術館の志村ふくみ展へ行ってまいりました。


私の最初の色の勉強はどこがスタートだったのだろうか?と思う時があります。


子供の頃からアレルギーによる食事制限で、

外食は表参道のクレヨンハウスかクシマクロビオテイック系のレストラン、食材はオーサワジャパンという、玄米菜食の時期が長かったのですが(今は牛乳以外はなんでもいただけるようになりました)

よく行くクレヨンハウスでシュタイナーの教育論を知り、娘の教育に大変影響されました。


残念なことに、シュタイナー系の幼稚園の抽選にはもれてしまいましたが(私の娘の時代は人気幼稚園は抽選だったのです)

そのころから色について深く学ぶようになり、ゲーテの色彩論からシュタイナーの宇宙的色彩論などを勉強しました。


志村ふくみ先生は70歳でシュタイナーを研究し、その色彩論を着物に表現することによって、

着物の中に無限の宇宙の世界を作り出しています。

着るきものでなく、自己を解放するため異次元の入り口へいざなう芸術作品です。


私があと100年生きたとしても、この色の境地にたどり着くことは絶対不可能だと、作品に圧倒されながら娘と美術館内のレストランンへ。



久しぶりにステーキを食べましたら、夜中に胃薬のんで痛みと格闘(悲)本当につらかったです・・・。

疲れているときは、あっさりと優しい食事を心がけなければと深く反省。



毎朝お抹茶と和菓子が楽しみですが、ここ最近はちょっと胃の調子が悪いのでほうじ茶にしています。


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