いろのこと

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生きている色をまとう

2016年8月12日 17:13  草花の色 

また生きている色に出会いました。

黄色く染めたえんじゅのストールに藍をかけて緑に。

私の好きな緑になりました。

色がきれいかどうかを確認するときは、森の中に置いてみる。

または野菜や果物といっしょにしてみる。

合成のいろだと、それは異質のものとして

同じエネルギーを発することはありませんが、

純粋な草木の色は、それがストールであろうが、キモノであろうが、自然と一体となるので、ストレスなく自然に溶け込めます。

自然農法でつくられた野菜とたまごを一緒におくと、

ストールは豊かな葉物になります。

そして色はすこしづつ変化して、最終的に私のいろとなります。

今朝のいろです。

このストールには2種類の草花が使われています。



天然の素材と色は常に呼吸しているので、風が通り抜けるよう軽く優しいのです。

生きている色はどんな色より美しいと思います。


今日は先日の旅ですっかり汗ばんでしまったキモノを洗いました。

兵児帯も麻ですのでざぶざぶ洗いました。

普段の足袋は、足がいたくないように柔らかいオーガニックコットンの足袋をはいています。

実は、わたしは、洗濯機をあまり信用していないのです・・(笑)

どのぐらい汚れているのか、すすぎの水は綺麗になったのか、

洗剤がのこっていないか・・・・・。

自分の手で触りながら確認しながらでないと気が済まないので、いつもたらいで洗っています。

ずぼらなくせに、こういうところだけA型気質がでるようです・・・・。



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