銀座むら田と赤い小物
2016年12月21日 12:09
日々の暮らし
このごろ、少しくすみのある赤に惹かれる。
バッグの中の小物類は、季節によって変えたりする。
夏は軽い色、秋から冬は重い色。
今は赤が多い。
銀座むら田さんの更紗が好きで少しづつ買い集めている。
財布は神楽坂の助六。
更紗柄の財布を探していて、偶然見つけた。
バッグの中の色が統一されていると、
とても気持ち良い。
たまに趣の違うものが入っていると、一日中しっくりこない。
和の色の小間物達に、突然外国の色味のハンカチやポーチなどが紛れ込むと、落ち着かない。
なので携帯など、どうしてもの時は黒にしている。
以前住んでいた山種美術館の裏の古い一軒家の側にむら田さんの更紗ギャラリーがあった。
気に入って随分と寄らせてもらった。
150年の時を経た更紗の帯は、紬によく合う。
茶道具にもよく合う。
私のきものは草木染の色が多いから、更紗との相性が良いのだと思う。
明るい赤でなく、暗い赤はストレスを和らげる色。
私が好きな色は弁柄色や深緋、小豆色。
赤に茶がはいったり、黒みをおびていたり、紫がわずかに入ったり。
子供の頃、ランドセルや、筆箱や、お習字道具入れなど、赤ばかりで嫌だったが、
今はいい。