いろのこと

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雨の日と織りと犬と

2017年9月2日 11:07  草花の色 

今朝はいつもより冷え込み雨が降っていましたが、とても気分の良い目覚めでした。


着れなくなった絣のきものを洗って裂いたものでマットなどを織っています。

縦糸はシュタイナーの3原色を基にした毛糸で。


家にはまだ自分の機を迎えていないので、ドイツの子供向けの織機で気が向くと小さなものを織っています。

今のクラスの子達が卒業して、広尾の家の改装を少ししてスペースを確保出来たら、染色の研究と織の時間にしばらく集中する予定です。

染色は日本で手に入る薬草やハーブや花などからも染めてみたいので、しばらくは色見本を作ることに集中しそうです。


織は糸の組み合わせにとても神経を使います。

もっともっと色を知らなければ美しい作品は出来ない。

そんな風に思っています。



昨日は海の近くの工房でした。

いつも足元にいてくれるSAKURAは、マルチーズとトイプードルのミックスの女の子。

彼女の体温を感じながらの作業は心からリラックスできる時間です。



森のなかにある工房には年齢を聞いて驚愕したとても美しい先輩方がいます。

やはり知性と暮らしと生き方で女性はこんなに美しくいられるのだとあらためて考えされられます。



今年の夏はこのショールが大活躍でした。

軽くて合わせやすいので、服を選ばす使いやすかったのです。


着物も洋服もショールも、自然の景色に溶け込めるものが好きです。

なので、手紡ぎ、手染め、手織りにこだわるのかも知れません。


今は秋のショールを織り始めています。

冬のカシミアまでの間使えるように、ピッチを上げて取りかからなければ・・・。




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