いろのこと

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お茶のきもの

2016年10月19日 22:04  草花の色 

お茶の稽古の時は、台風でもない限りなるべくきもので伺っています。

千駄木はお家元の稽古場でもありますので、ほかの社中の方にお会いしても失礼のない姿でと思っています。


お稽古の時に緑を着用することが多いのは、家元がお好きな色と伺っているからです。


着物のお仕事をさせて頂くときに、お茶の先生方からの色のご相談も多く、

お茶のきものと色の関係は実はとても複雑であると思うこの頃です。

茶会にお招きいただく時、亭主のお道具組がどのようであるかと楽しく思いを巡らせ、

また伺う日の天候や季節なども十分考え、

茶花はこの時期どんなものであろうか、どんな色であろうか。

茶室までの緑はあざやかであろうか?それとも秋の気配を含む緑であろうか。

そんなことを考えながら着物を選びます。


それは先代の家元夫人であられる澄子先生の着物についての様々なお考えの文章から、

いつも学ばせていただいていることです。


私の最初の先生は94歳で亡くなりましたが、あなたほど出来の悪い生徒はいなかったと言われました。


ですがそのお顔はにっこりと優しく、愛情にあふれたお言葉だったと記憶しています。

今の私を空から見下ろし、相変わらずダメな子ね~と苦笑している様子が目に浮かびます。



私は身長が154センチ程度。

小柄です。

最近は着物と帯を同系色にして少しでも背を高く見せたりしています。

また同系色にすると優しい感じになりますので、仕事で疲れているときなどは

気持がホッとするようなコーディネートにしています。



寂びた茶室に伺う時はきらびやかさを排除して、

百貨店やホテルなどのイベントの茶会は華やかに。



昨年の桜の季節に京都で美しい茶友の方々と。。本当に楽しい茶事でした。


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