きもののプロを目指す事とは
2019年1月28日 18:23
2日間にわたる振袖カラー診断・無事に終了致しました。
プロとは何か?と突き詰めますと、やはり成績を残すことではないかと思います。
成績とは売り上げに確実に繋がるという事です。
私たちが入ることによって、クライアント様がプラスになることがプロとしての仕事になります。
今回のイベントで何人のお嬢様とお母様に色の提案をしましたのか正確な人数は把握できておりませんが、2日間で延べ40人ほどになるかと思います。
「着物に特化した似合う色を知ることが出来て嬉しい」そのようなお言葉をほぼ全員の方から頂きました。
伝統色彩士達には、色だけでなく、きものにまつわるすべての知識を身に着け、きもののプロとして活躍して欲しいと願っております。
そのために私の持っている引き出しを全部渡していけたらと・・・。
この2日間のイベントに入った講師たちの姿は大変頼もしく、美しい姿でございました。
いつも色の診断する時は、美しい姿勢でと言っておりますが、それもしっかり守ってくれているようでした。
手の位置、ドレープの扱い、立ち位置、トークの仕方、悩まれている方への適切なアドバイス。
完璧にこなしていってくれております姿に、目頭が熱くなる時もございました。
伝統色彩士の姿を見て、若いお嬢さまがやがて落ち着いた大人になり、日本の文化やきものに興味を持ってくださったら素晴らしい事だと思います。
自分が輝ける場所はどこか。
皆さんにはそれを探してほしいと思います。
輝ける場所さえあれば、小さな悩みや、体の不調などどこかへ飛んでいきます。
3月が待ち遠しいです。
早く新しい生徒さん達にお会いしたいです。
三越伊勢丹の皆様、2日間ありがとうございました。
講師の皆様お疲れ様でございました。