キモノのこと

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お茶との向き合い方

2016年9月11日 10:47  木綿

日本橋三越の「千家十職展」の添え釜が無事に終わり、ちょっと一息ついています。



中学から高校卒業まで、学校茶道で表千家を勉強しましたが、大人になりしばらくお茶からはなれ、その後縁あって武者小路千家に入門しました。

今は直門の有吉守聖宗匠の下でお勉強させていただいています。


ここ数年東茶会・明治神宮など4回ほど茶会を経験させていただいて、ずいぶんと成長したように思います。

が、まだまだ入り口にいるようなものです。永遠に入り口のような気がしないでもないのですが・・・(汗)


お茶は自分のための時間で(すみません織も染も自分のための時間でした・・)

がさつになりがちな日常をただすというか、お道具に向かう気持ちが雑になっていたり、心ここにあらずだったりと、稽古のなかで様々な発見があり、反省することが多いですね。


自分に向き合う時間です。


瞑想ににているのかも(織も瞑想です。瞑想ばかりの日常です・・_(._.)_)


お茶を始めて思う事のひとつに、

かなえたい夢があります。

その中の一つがこれです。





子供の頃からいえにあった茶の湯の本のなかの1ページです。

私の祖父や祖母の時代の写真ですが、

たわわに実る稲穂とくつろぐ農家の家族。

むしろをひいて茶を点てる母親、それをおいしそうにのむ祖母。

私にはまるでゴーギャンの絵のように、

豊かでゆったりとした時間を感じさせる一枚です。


いつかこの母親のように、自分で織った木綿のきものを着て畑で茶を点てたい。

そうおもっています。


決まり事も厳しいことも稽古には絶対必要ですが、

ただ家族のために、

食後の一服を点てるこの母親の茶は、

茶道という枠からはみでて、おいしいお茶を心から楽しむことである。

と私の心に深く刻まれています。


茶は私にとって、生活とともにあるものでありたい。。


いつもそう思っています。


両忘会では、現在会員を募集しております。

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詳細は両忘会HPでもご覧いただけます。

ryoumoukai.gger.jp/


正座ができない、着物が着れない。以前他流でやっていたけど・・・などなどご心配なことがあれば、

メールでご相談くださいね。



 
 

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