キモノのこと

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お茶と着物と新規講座のご確認

2019年2月25日 08:46  


祖母や叔母が仕立ててくれていても、若いときは気に入らず着用していない着物があります。

高校を卒業後に暫くお茶から離れ、また叔母の紹介で表千家の先生のもとに通い出したころに作ってもらった着物が何枚かございます。

少しはりのある縮緬で、ざらざらとした感じの質感、昔ながらの型染であまり好きにはなれず箪笥の奥にしまったままでございました。



昨日は恵比寿教室にて許状を頂いた方々の研究会がございました。

私は盆香合の炭点前でございました。

許状物は何回もお稽古できるわけではありませんので、集中力で記憶していかなければなりませんが、やはりお茶は頭でなく体で覚えるものでございます。

考えるよりも先に手が自然に動くときの喜びはひとしおでございます。


小間ですと膝行の動作が多く(膝行とは膝を少し浮かしながら座ったまま膝だけで移動することでございます)きものがはだけたり致しますので、その都度直しながら常に気になるものです。


昨日は全く着物がはだけず、また膝行もするすると滑るように移動できましたので、まるでマジックのようでして、大変不思議でございました。

その時に、あ!!これは一越縮緬だったのだと気が付きました。

お茶の初心者の私に祖母と叔母は、一番着崩れがせず膝の滑りのよい着物をと何枚も仕立ててくれていたのでございます。

なぜか今の仕立てよりも昔の仕立ての方が融通が利いて、動きと共に着物が付いてくるような感じがいたします。


あなたは当分一越で稽古しなさいと言っていた叔母の言葉を思い出し、かわいらしいウールのきものや、格子の紬でお稽古に向かっていた私をさぞかし苦い顔で送り出していたのであろうと、あの頃の懐かしい記憶が蘇ってまいりました。


まあ、何十年も経ちましても、このように祖母や叔母と会話ができますのは、着物が残されているからでございます。

残された着物にはまだまだ様々な教えがあるように思い、やはり少しづつでも着ていかなければと思っております。


猫の日も過ぎでしまいましたが、まるおさんとのツーショット。

溺愛しておりまして、生活の中心が全てまるおさんで回っております(汗)


さて、お知らせがいくつかございます。

3月スタートの「きものの四季」の講座は、沢山のお申し込みを頂きましてありがとうございます。

本日最終のご連絡メールを皆様に差し上げました。

万が一届いておりませんでしたら、事務局まで連絡いただけますと幸いです。

何かと不手際もございましてご迷惑をおかけしておりますが、スタッフ一同皆様にお会いしますのを楽しみにしております。

どうぞよろしくお願いいたします。


お知らせです。

私の所属いたします「両忘会」が「茶道 武者小路千家」としてNHK文化センター青山にて開講いたします。

開講初日は5月11日となり、毎月第2第4土曜日の18:30~20:30となります。

流儀の道具だけではなく、講師の有吉守聖先生の男爵家の道具など(有吉先生は細川家の家老である有吉家の当主であられます)

また季節に応じての道具の組み合わせや茶花、お茶にまつわる様々な知識を交えての楽しいお稽古となります。

私も講師として毎回おりますので、微力ながら皆様のお稽古のお手伝いをさせて頂く所存でございます。

お電話の受付がスタート致しておりますので、ぜひご興味がございましたら、お申込みお待ちいたしております。


NKK文化センター青山 03-3475-1151












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