キモノのこと

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お茶ときものと

2017年11月13日 17:24  

先週末は旧三井家下鴨別邸にて両忘会の茶会がありました。


紅葉の時期にのんびり京都に行くことは長い間かないませんでした。

母親業をひと段落させた今だからできることで、娘の新学期がはじまり何かと忙しいときに宿泊は難しく、仕事でも必ず日帰りで済ませました。

京都は娘の夏休みに合わせていくのが我が家の決まりでしたが、今年は両忘会の社中の皆さんとの旅行でしたので、まるで高校の時の修学旅行のような気分でした。


旧三井家下鴨別邸での茶会の様子はまた後日報告いたします。


私事ですが、先日武者小路千家流茶道教授の許状を拝受しました。


50歳で教職を取りたいという願いは35歳の時に決めており、毎年手帳に人生の目標の一つとして書き続けてきました。


私には分不相応と思われる大きな茶会を経験させていただいたここ数年でしたが、時折挫折しそうになりながらも、人生の中では何回もないであろう内容の濃い時間を過ごしてきました。

一回の茶会で数年の経験になると諸先生方や先輩方に励まされ、有吉先生の言うとおりに必死で付いてきました。


そうはいっても、私はまだまだなのです。

これから様々な勉強を続け、経験を重ね、茶の湯だけでなく人生をしっかりと生き、晩年にようやく許状に追いつくことになるのだと思います。

ですからこれは今の私でなく、あなたがこれから進む人生の指針であるのですよ・・・・というお家元と有吉先生のお言葉として受け止めたいと思っています。



さて、今回の旅で驚くことがひとつありました。

それは祇園で女優の檀ふみさんとお会いしたことです。


息が止まるほど美しいきもの姿に、ため息がでました。


広尾に住んでいるので、アイドルの方や女優さんをお見掛けすることは珍しくなく特に意識することはありませんが、

檀ふみさんの美しさは別格でした。

長い首の傾げ方、指先にまでオーラが漂い、日頃美しい佇まいでいようなどど安易に思っている自分が恥ずかしくなるほどです。


そして、興奮がようやく落ち着き冷静になってふと考え確認したのですが・・・・・檀ふみさんは、私よりも10歳も上なのです・・・・。


そして思うのですが、きっとお洋服でしたら印象が違ったように思うのです。


美しい卵色の縮緬のドレープ感と、優しい色でありながら重厚感のある帯に、抜けるような肌の白さが光り輝いていたのです。


足元に及ばなくとも、檀ふみさんのように清らかで優しい雰囲気の着物姿でありたいです。


私の所属する「両忘会」は見学・体験が可能です。

お気軽にご連絡くださいませ。

ariyosit@me.com



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