キモノのこと

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名残を惜しむ浴衣

2016年8月20日 21:30  木綿

8月も残り少なくなり、浴衣もそろそろ仕舞いの準備となります。


8月も半ばに入ると着ることの多い、

撫子柄の竺仙のゆかたです。


撫子は秋の七草の一つ。

花は9月ごろから咲きはじめます。

この浴衣を着ると、ああ~夏がおわっていくのだわと毎年ちょっぴりさびしく思うのです。


襦袢も着ないで、足袋もはかないで、下駄をころころ鳴らして歩くと、子供の頃のきもちに少し戻って、たのしくなります。

「やまとなでしこ」という言葉は日本女性の清楚な美しさを撫子の花に見立てているのですが、実際の撫子は、真夏以外ならいつでも咲く、育てやすい丈夫な花です。



千葉の工房では、お昼ごはんがとても賑やかです。

先生が作ってくれるお料理と家からもっていく玄米弁当と、仲間の人達とのたのしい会話が今の私の元気のもとです。


自分を大きく見せる。

格好つける。

となりの人の仕事が気になる。

何もできない自分に落ち込む。

将来が不安になる。

もうダメダメな自分のなやみがどこかに吹き飛んでいきます。


PCの中では批判ばかりの世の中ですが、それは実はごくごく一部のことで、

人って、ほんとうは優しくてあたたかい。

私のまわりは、皆そんな人たちばかりです。



綿の畑がすくすく育っています。

秋の収穫が一番の楽しみ。

空と大地と空気にたくさんの栄養をもらってすくすく育っているのは私です。

(横に育ちすぎぬよう気をつけねば・・・汗)


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