二十四の瞳
なんどもなんども観て泣いたあの物語の舞台へ。
小豆島から帰ってきました。
東京から新幹線で岡山まで行き、そこから在来線で宇野港に行き、フェリーに乗って豊島に寄り、小豆島へ。
バスに乗ってオリーブ公園まで行き、そこからぽんぽん船にのって二十四の瞳の村へ。
とても長い旅でした。
ぽんぽん船にのって岬にいくなんて、うれしくて、うれしくて、まるで映画の大石先生になったみたいで、
じ~~ん(涙)ときてしまいました。
日本人でよかったとつくづく思える素晴らしい景色です。
旅のキモノは、もちろん着慣れた小千谷に同じ小千谷ちぢみの兵児帯で。
潮風にあたっても、砂浜であそんでも、すぐに洗えるのが一番です。
やはり私は生活のキモノが大好きなんだとあらためて思いました。
しわがあってぐずぐずになっても、それが私らしい味となるまで、キモノと共にずっと過ごしていくのだと思います。
いつか、東京をはなれ田舎で暮らす日がきたら、洗ったキモノが庭で干せるような、そんな暮らしがしたいです。
千葉の染織工房のように、生活用水を井戸水でまかなえるようにもしたい。
自分たちが食べれる分の小さな畑も欲しい。
でも実際は、猿や、鳩や、イノシシなどの動物たちからどうやって農作物を守るか。
工房ではいつもその話題になります。
田舎で暮らすことはそう簡単でもないようです。
村では給食が食べれます。
私はカレーうどんが大好きです。
それはたぶん、給食に袋うどんが付いてきて、
カレーうどんとして食べたのが、いちばん好きな献立だったからかもしれません。
今日は長崎原爆の日です。
戦争は二度とあってはならないと思っています。
これから先、胸を痛め、腹が立ち、悔しいことがあったとしても、戦争にだけはしないように、
子供たちを犠牲にしないように、
それだけはどんなことがあっても堪えられる日本であってほしいです。
日本の美しい暮らしをもっともっと大切に。
このブログからも、常にそうあるための発信をしていきたいです。
間違いや、おかしなことも多々あるおっちょこちょいな私ですが、
大きな心で見守っていただけたらと思っています。