新しい年齢に
2019年9月18日 16:54
草花の色
無事にまた一つ歳をとりました。
スタイリストの友人が私の肌の色に合わせたウイッグを3つ送ってくれました。
アッシュ系の3色です。
ヘアメイクの友人に少しカットしていただいて、今日から付けています。
美しく枯れていくこと。
これが究極の美であると考えています。
この歳で醜いことは若さに執着する生々しさだと。
長く悩み自分に問いかけきました。
しかし若さを手放すにはそれ以上の美しさを、外見だけでなく様々なことから身につけなくてはならないのだと、そう考えております。
若い弟子たちの美しさを離れた距離から見れるようになり、もっと綺麗にしてあげたいと思う反面、私は少しづつゆっくりゆっくり後ろに下がっています。
イベントや診断も弟子たちになるべく任せていけるように。
私は性別や年齢などとは違う価値観の世界で、一人の人間としての個体が持つ美を追求したい。
美しく老いていきながらも年相応の女らしさは残したい。
エレガントで滑らかで、でも水分を嫌う薄い絹のように。
桜沢エリカさんからいただいたお花のいろに帯の色を合わせて。
永江明夫先生の綿薩摩。