いろのこと

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日本の色・メイク講座

2019年7月4日 16:25  


梅雨の真ん中でございますが、いかにも日本らしい鬱陶しさで、それはそれで季節を楽しんでおります。

今週末は伝統色彩士協会有明クラスの「日本の色、・ヘアメイク講座」でございます。

メイク講座は以前京都のよーじやさんとコラボレーションさせて頂いたり、青山の教室でも何回か行ってまいりました。





もともと和装花嫁メイクが専門で、モード学園でも講師をしており、それ以外にメイクアップ技術検定の指導や、クール、エレガント、キュートなどのイメージ別メイクの指導などをしておりました。


現在イメージ別メイクをお仕事になさっている先生も昔は私の生徒だったり致しますので大変驚くことが多いですしとても嬉しい事です。

今またイメージ別の着こなしやファッション、メイクが注目されているようですので、こういうことは周期的に流行ってくるものなのだとあらためて思います。

昔のカリキュラムをみますと、随分沢山お教えいていたのだと単位の多さに驚きます・・・・・(笑)



和装メイクで一番気を付けておりますことは、着物は和の色なのに、お顔は洋の色で良いのか?ということでございます。

基本は四十八茶百鼠より、唐茶、胡桃、雀色など日本の茶色をベースに、桜、桃などの頬と、紅梅や撫子などの紅を使います。

眉の色も、栗皮茶や消炭など、やはり和の色の眉墨にしております。






そして全くラメなどの入らない雪白が一番の決め手となります。


和装メイクは細い線、優しい色を中心に愛らしい鳥達をイメージいたしますと良いように思います。

まちがってもライオンやチーターなどの肉食の動物を思い描いてお顔をつくらないように(笑)




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