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吉田雪乃の個人診断とは

2019年7月25日 17:46  




先月撮影したビフォーアフターのご紹介でございます。

似合う色と似合わない色とでは顔の印象が本当に違って見えます。

またサイズの合っていない着物ですと、脇にもたつきが出たり、野暮ったく見えてしまします。

半衿の出す分量なども顔に合わせなければなりません。

襟の抜き加減や、前の合わせなども、顔の長さや首の長さ、太さで決めます。


着物は似合う色、似合う柄、似合う着方、似合うヘアスタイル、似合うメイク、それらの総合的な微調整が必要となります。


しかし、それはAタイプBタイプCタイプDタイプと簡単に答えが出る物ではありません。


以前にも申しましたが、病気の治療にも様々な方向から色々な手段を組み合わせてその人にもっとも適した治療法を患者と一緒に作り上げていきますように、複雑であり、また選択肢もたくさんございます。


気軽な町のお医者さんから、予約の取りずらい大学病院の先生まで色々いらっしゃるように、簡単な診断から、かなり踏み込んだ個人診断まで、協会にもいろいろなタイプの診断がございます。

うちの協会には町のお医者さんは沢山いますので、簡単に見てほしい方は、お手軽に診断できる方法があります。


ある程度ご自身が分かっており、その上でもう少し色を見てほしい方。

以前カラー診断を受けて、もう一回確認したい方。

和のパーソナルカラーがどんなものかを知っていただくための入り口で体験をしていただく方。

グループで楽しく診断して欲しい方など。

経験を積んだ講師が控えておりますので、ご案内が出来ます。

お問い合わせくださいませ。


私の個人診断は、着物と長年関わっていらして、ここ最近一体何が似合うのか自分を見失ってしまった方。


様々なコンプレックスを抱えながら、着物の世界でどうご自分を表現していきたいのかを模索中の方。


今までどう着てもご自身に納得がいかず、苦しんでおられる方。


自分とはどんな人間なのかを知り、それを素直に受け止めて、ではどうやって美しさに繋げるのかを一緒に探りたい方。


そういう方達と、時間をかけて答えを出していく診断が私の個人診断です。


着物の色診断や柄診断において、私の強みは多くの産地の紬を着て、着心地や着方を理解できている。

自分で染や織をやっているので、その織がどういうものか、どんな色なのかを理解している。

屋外での明るい陽射し、室内での照明による色の違い、また、湿度などによって変わる繊維の性質を理解している。

木綿などの普段着から、千總さんの訪問着などフォーマル、振袖までプロデュースしている。

専門学校のメイクの講師でもあるので、顔に合わせた化粧法を提案できる。

スタイリングの経験や撮影などの経験から女性の見せ方を理解している。

案外撮影が上手い(^^♪


そして若くなく、加齢と戦う年代である(笑)

実はこれが一番の強みです!!




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