いろのこと

前の記事 次の記事

一緒に生きていく事

2020年5月25日 19:06  日々の暮らし 



緊急事態宣言が解除となりました。

自粛生活から元通りの世界にすぐに戻れる訳ではありませんが、少しづつ様子を見ながら活動を再開しなくてはなりません。

この数ヶ月はまるで里山で暮らしているような感覚でしたが人生を見つめ直す良い機会でした。


先生!短い前髪は??と聞かれそうですが、私は髪の毛が多いのでピンで中に入れ込んでいます。

今日は来客がありましたので、久しぶりに髪をセットしました。


ここのところ暑くなったり寒くなったりですが、今日は袷を着ました。

昼間は単衣でも暑い日もあれば、夕方から急に冷え込む日も多く、安定しない気温に体調を崩しそうです。

そう考えると、6月からしっかり単衣になると言うのは案外正しいことなのかも知れません。




久しぶりに紅もつけましたが、紅花からできる小町紅には油分がありませんのでマスクには一切つきませんでした。

冬は小町紅だけではかさつきますが、これからの時期は丁度良い感じです。

飲食しても薄っすら残るので、優秀だと思います。

家にいても少しぐらいは紅をつけなければ、女性から離れていくような気がして焦っています。

自分で意識しなければ、女らしさは留まってはくれないのですね。


ここのところ精神安定にゲランのミツコを少しだけ付けたりします。

まるお(猫)は『ミツコ』と『すずろ』は少しなら許してくれるのです。


自粛生活もまだ少し続きます。

第2波が来る事もある程度覚悟しています。

ですが、そのことばかりを怖がって前に踏み出せない事もあまり良くありません。


人は80%安全で20%危険であった場合、その20%の危険率だけを考え、本当は20%であったのにいつの間にか90%の危険率に情報がすり替わってしまうことがあります。

仕事の成功率も、もしかしたらうまくいかないのでは?という少しの不安が足止めをする事で結局何も成し得なかったという人が多いのです。


マイナスの言葉や、不安を考えることは、成功や安心を考えることよりも簡単なのです。

万が一失敗しても傷つかないし、惨めにならないからです。

しかし、傷ついても、惨めになっても貫き通す人は最後に必ず確かなことを手に入れます。


止まることは良いです。

止まって考える事も良いです。

止まったら必ず次は前に進むことです。

止まって後ろに下がったらそれでお終いになります。

どんどん取り残されていくだけです。


小さな一歩でも、5センチだけでも前に進めれば可能性はあるのです。

これからのアフターコロナの時代を生きるためには、様々なネガティブな情報をシャットアウトする。

自分の目で、自分の判断で物事を解釈する。

もし今いる場所に希望が見出せず、一ミリも前に出れないのであれば、後ろに下がらず横に移動すること。

見る場所を変える。

自分を変えてみる。

今までやった事もないものにチャレンジする。

食べた事がないもの、飲んだ事もないもの、使ったこともない化粧品、行ったこともない街、話した事もない人、興味のなかったジャンルの違う映画、趣味でない音楽・・・・・。


お香の調合をするときに、とても迷うことがあります。

何をどう入れたら良いのか、どのぐらいの配合にしたら良いのか、鼻が利かなくなり頭が真っ白になりますが、そういう時は甘いジュースを飲んだり、苦いコーヒーを飲んだり、軽快な音楽を大きな音量で聴いたりします

頭に入れる情報を全く切り替えて、一旦リセットします。

それからもう一度考えるとスルーっと前に進めるのです。


だからなんでも良いのです。

いままでと違う情報を頭に入れれば、リセットされます。


それからまた進めるのか進めないのかを考えて、もしそれでもダメだったら私に会いに来てください(笑)


個人診断ではいつも皆さんに人生のアドバイスをしてきました。

何度でも一緒に考えましょう。

私はいつも弟子と一緒に歩いています。


色を教える為だけの先生でないことは、皆さんがなんとなくわかっていてくれていると思っています。

女性が強く楽しく若々しく輝いて生きていけるようにサポートする事が、たまたま色であり、着物であっただけなのです。





前の記事 
染めと織の暮らしを

いろのことTOP
 次の記事
陰陽五行説と色の事
ページトップへ