色を知ること
2016年7月5日 10:08
草花の色
日本の色は伝統色から成り立っています。
伝統色は草木染で染められたもので、主に日本に自生している草木から色をもらっています。
伝統色は身近な植物や食べ物や景色などから見つけることができます。
紫陽花の水色は藍色の2番目に薄く染められた水浅葱の色に近く、
すっきりとした優しい色です。
美しい色とは、気持ちを浄化してくれる色。
その色を見ていると、気持ちがなごやかな、のどかな、ゆったりとした平和な感じになる色。
または清々しい、すっきりとした気持ちや明るい、いきいきとした気持ちになる色。
美しくない色とは、落ち着かなかったり、イライラしたり、不安になったり・・・・どことなく濁った、ゴタゴタした感じ。
見る人に暗いゆううつな感じを与える色は美しくない色です。
天然素材のものや草木染のカバーなど、やさしい色を身近におくことで穏やかな気持ちになります。
自然の色は呼吸しています。
なので時間がたつと少しづつ変化します。
変化するから美しいのだと思うのです。