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日本橋三越での講座

2021年3月6日 19:10  



髪が長い時は工藝の着物がとても地味になってしまい軽快なイメージより野暮ったいイメージの方が強くなることが多くありました。

どちらかというと柔らかもののエレガントな着物が得意でも、本当に好きなのは白洲正子の愛した工藝着物。

伊兵衛織、ざざんざ織、郡上紬、どれも気に入って購入するも納得する着姿にならず、箪笥の奥にしまい込んでいました。

紫根染めも同じです。

今までの私では、民藝色が強く重い感じでしたので、無地感覚の羽織を着てバランスを取っていました。

今回髪を切ることで一枚でも軽快にスッキリと着こなせ、今までより良い感じになったかなと思っています。

また新しい気持ちで着物に向かえることが嬉しくて仕方ありません。


そして私の着物人生で初めての色半襟です。

薄紫の半襟は紫根の紫の強さを弱めてくれるので、顔まわりが優しくなります。


さて、伝統色彩士協会は今年は何としても浴衣を着よう!!と考えております。

浴衣診断は、色だけでなく柄の大きいものが多いので柄をしっかりと見なくてはなりません。

今回、注染の古典柄から現代物までの様々な柄のドレープを講師達に渡しますので、浴衣診断希望の方はぜひお問い合わせください。

お近くの講師をご紹介いたします。


この一年、コロナの影響もなく各種講座を満席で行ってきましたのも、皆様のおかげであると深く感謝したします。

昨年の一番大変な時に伝統色彩士協会のクラスが満席で続くことは日本橋三越様にとっても励みになると喜ばれました。


もちろん感染者数によっては休講にするときもありましたが、カリキュラムはほぼ順調に進めております。

草木染クラスも江戸美容も、和のパーソナルカラーに肉付けするようなカリキュラムであり、一年終了後には修了証をお出ししましょうと三越さんと話しております。

4月から草木染講座と江戸美容の一年コースが始まります。

お申し込みお待ちいたしております。

https://mitsukoshi.mistore.jp/bunka/culturesalon/list?pageNo=1&itemPerPage=100&order=2&categoryId=03_020000&searchAttribute=%E5%90%89%E7%94%B0%E9%9B%AA%E4%B9%83&slPsblCntUmuFlg=1&sitePath=bunka&specialTopicCode=0800400



私が和のパーソナルカラーを立ち上げた時は、着物でカラー診断をする団体は私達だけでしたが、あれから10年。

私の卒業生や、診断を受けた方が新たに立ち上げたり、また洋服のカラー業界の方々からの参入や、ブランドスタイリストになったりと、それぞれに活躍しているのを見て、頑張っているのだなと微笑ましく思います。

時々活動の内容のメールを頂くこともあり、そういう時はとても嬉しい気持ちになります。


着物関係のカラー診断の団体は本当にたくさん増えましたが、増えるとやがて飽きられてしまうという時代が来ます。

世の中はそれの繰り返しです。

そのためには代表の私が常に時代に合わせて進化していかねばならないということです。

同じことの繰り返しではあっという間に波が引いていくのです。

通常カリキュラムの寿命は4年と言われており、協会はそれを倍以上やってきているわけですが、外から見えて同じようでも、実は常にすこしづつ変化はしてきたのです。

さて、今後の伝統色彩士協会の内容ですが以下になります。


◯和のパーソナルカラー

◯浴衣パーソナルスタイル診断

◯男性着物診断

◯草木染講座

◯江戸美容講座

◯プロのカメラマンの先生とコラボ開講する、アプリを使わずに携帯での自撮り写真を抜群に良くする技法講座

◯エドシカル番組(こちらも現役のTV番組プロの製作スタッフが入ります)


地方の人でも気軽に学べるようにリモートでの授業を主体に考えています。



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