単衣のきものと6月の講義内容
2019年6月4日 14:08
絹
日本の夏は好きですが、暑さになれるまでには時間がかかります。
季節の変わり目にいつも少しだけ体調を崩すのですが、今年は気鬱な5月をそれほどでもなくやり過ごすことが出来ました。
単衣のきものは色々作りましたが、結局手元に残したものは少なく、このあられと瓢箪の小紋も随分長く私と共におります。
ポリエステルですので気軽に洗えて、気をつかわず着れますので重宝しております。
この時期の半衿は5月~9月に着用しております「正絹 流水千鳥」
カジュアルにもフォーマルにも使え、着用時期も長く、正絹ですが家で洗えます。
艶があり、大変美しい半衿でございます。
年齢と共に艶のなくなる首周りに、柔らかく美しい質感の半衿をのぞかせるのが少しだけ贅沢かと。
真夏になりますと、現在ではほとんど生産されなくなりました、小千谷の麻絽の半襟がひかえております。
汗を吸いやすく、洗ってもすぐに乾きます。
どちらも京都ゑり正さんのお品でございますが、麻絽の方は、いつも私がまとめ買いをいたしてしまいますので、現在は入手が難しいかと・・(申し訳ございません)
帯揚げは単衣用でございます。
日曜日は「きものの四季」6月の講義でございました。
前回はカジュアルコーディネートレッスンでしたが、今回はフォーマルコーディネートレッスンでございます。
一部ですがご覧くださいませ
(今回は絽の付け下げなどもございますが、合わせる帯は素材を考えず色と柄を優先してコーディネートしております)