鶴岡八幡宮献茶式~鎌倉
2017年6月19日 12:50
絹
先週は鎌倉の鶴岡八幡宮で武者小路千家お家元の献茶式がありました。
行きのグリーン車も満席状態で、駅に着いても驚くほどの人。
この時期の鎌倉は行くべきではなかったのだと思うのですが、献茶式の会場の中は、静かで外の騒がしさなど全く気になりませんでした。
8月出産予定のちひろも、頑張って着物での参加。
ま、帯を巻いていた方が体は安定するのでしょうね。
私は「英」の単衣付け下げ。
色はベストカラーの水浅葱。
普段は好きな色を着ますが、フォーマルはベストカラーで作るようにしています。
ぐっしょり汗をかいたので帰宅後はそく洗濯機です(笑)
お茶に「英」は本当に便利です。
点心席で鉢の木のお弁当を頂きながら、隣に座っているみずほさんに「私達20年後もお茶をやっているかしらね~」と問いかけてみたら、「間違いなくやってますよ~!!」というので「腰が曲がってよぼよぼかしら?」と聞くと「70代じゃまだまだしゃっきっとしてますよ!」と・・・(笑)
多分、こうやってなにげない会話の中に幸せってあるんだな~と思いました。
おばあちゃんになっても続けられる事を共有するって幸せです。
帰りに鎌倉彫の三橋先生の工房にお邪魔しました。
大変貴重なお勉強をさせて頂き、作品もゆっくりと見せて頂きました。
こんな沢山の力餅と美味しいお茶をご用意して待っていてくださいました。
三橋鎌幽先生はまだお若くてとっても素敵なんです。
作品もモダンでスッキリとしています。
茶道で鎌倉彫は使いにくいと言われますが、そのあたりの話を詳しくお話ししてくださいました。
とても勉強になりました。
有吉先生が購入した棗は一番シンプルであるがゆえに、技法が前に出て難しいものだという作品。
とても美しい金輪寺棗です。
茶会でお使いになる日が楽しみです。