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棕櫚の箒

2019年11月6日 22:53  


茶室の畳を藁床に致しましたので、京都内藤商店さんの棕櫚の箒を購入いたしました。

京都では、畳を入れ替える時は畳屋さんからお祝いにいただくのだそうです(昔のことだそうですが)

棕櫚の箒はいろいろなところで購入することが出来ますが、内藤商店さんのものは別格で(お値段はダイソンの掃除機よりお高いです)決心に5年かかってしまいました。

以前から欲しくとも、きっかけがなく今回の畳の入れ替えがチャンスかと。




棕櫚の箒は使い方次第では3代持つそうで、畳に対する力の入れ具合や、角度、お手入れの方法など丁寧に詳しく教えていただきました(箒もまともに使えない自分に呆れてしまいましたが・・・汗)

これから手ぬぐいでカバーを作らなければばりませんが、時間がなく来週末あたりには仕上げなければと思っております。


畳をはくときも、その他の掃除の時も、髪の毛が床に落ちてはいけない、はたきをかける時に埃が頭に落ちてこないようにと姉さんかぶりをしております。

これは子供の頃からの習慣です。

学生の頃も茶室の掃除の時は皆姉さんかぶりをしておりました。


実は、雨の日は着物用の雨コートを着ておりますので、体は濡れません。

荷物が大変多かった時に撥水加工の風呂敷を頭に被った事がございました。

鎌倉などの人の多い狭い道などでは傘をさすのが危ないのと、その便利さについ甘え、最近は小雨ですと風呂敷を被ってしまいます(汗)

やめられなくなってしまいました・・・。

なんともエレガントではなくすみません・・・・。

弟子達に見つかったらきっと怒られそうです(苦笑)













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