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プロのカラー診断士とは

2022年5月31日 10:42  イベント


どんな時も歩みを止めず進みましょうというのが私の考えでしたが、実際コロナ禍ではそうもいかず、ここは一旦お休みにしておいた方が良いのではないかという考えが大きかったように思います。

手探りで前に進む時期に、やみくもに動いてもその結果はあまり持続しないものであると思っていたのです。

コロナ禍では生活を見つめ直しエコに特化した動画制作や、環境問題を考えた着物生活などを皆で考えてきました。

何もせずにいるよりも現状を見つめ直してきたことはとても良かったのだと思います。


今年に入り、ようやく12期をスタートして、その他の活動も再開しています。

伝統色彩士協会の診断士達は本当に着物が好きで、着物を文化として残していきたいと考えている子達です。

その熱い思いは私でも感心してしまうほどです。

着物が好きで大切に思う気持ちがあって、初めて和のパーソナルカラー診断が成り立ちます。

その事が一番大事な素質であると思っています。


着物の色だけでなく、染織りのことや産地のこと、日本の色原点である源氏物語のこと、江戸の化粧やお香のこと、所作や和裁のこと、そして着付けの事、学ぶことはたくさんあり、それらにある程度の知識を持つ診断士が協会のプロの診断士だと思うのです。


似合う色、骨格、イメージなども大切ではありますが、それらは基礎となる色の成り立ちや着物の知識があった上で提供するものであり、そこの部分だけを切り取り勉強しても、底が浅いものになってしまうと弟子達には話しています。

現在の12期も一年近い勉強をしなければなりませんが、その勉強がないまま進んでも資格取得後に自信がないなどの状況に陥り苦しくなるのは自分自身であるということを覚えておいて欲しいなと思います。


また資格は取った後からが一番重要な学びの期間であり、種から花を咲かせるのはその後のご自身の在り方で変わってきます。


動画の世界が広がったことで、知識が多く出回るようになりました。

誰でも知ることができる時代です。

それ故に、飾りの資格が通用しない世の中になりました。

本物になるための努力は険しい道ですが、皆がそう思うことで着物業界全体が価値のあるものになっていきます。


先週の日曜日は竺仙の型見本生地を使っての勉強、また浴衣診断のトレーニング、その後新宿伊勢丹さんでの課外授業とかなり内容を詰め込んだ診断士の為のフォローアップ講座を開催いたしました。

卒業してからスキルアップ講座を受ける事で、同じ志の仲間との交流や、仕事の広がり、またご自身のモチベーションアップにも繋がっていると思います。


6月 日本橋三越劇場・浴衣撮影会

7月 新宿伊勢丹浴衣イベント・吉田雪乃トークショー

    西新宿 浴衣診断会(江戸メイク体験)

8月   新宿伊勢丹振袖フェア・振袖診断会

9月 和のパーソナルカラー診断(伊勢半紅ミュージアム)

9月 「紅の守人」映画上映・イベント・紅花染色体験会


日本橋三越では、着物美人講座・染色講座を行なっています。









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