平成最後の日に皇居へ
2019年4月30日 20:35
絹
平成という時代もあと少しで終わります。
昭和生まれの私にとって、平成という時代は大変難しい時代であったと思います。
経済的にもあまり良いとは言えず、災害も多く、少子化も進み常に不安と背中合わせの時代でございました。
新しい時代に過度の期待は致しませんが、戦争もなく災害もなく、日本という本来の国の良さを出していける、小さくても穏やかな国であってほしいと願っております。
私個人は、「令和」という時代に何を残せるのかと自分に問いかけ、これまで以上に日本の色、伝統、着物の文化を次の世代に渡してまいりたいと思っております。
また人と人の繋がりを大切に、個人というよりはチームで何かを成し遂げていけるよう力を注ぎ、いざという時は皆で助け合っていけるような協会に育て上げたいと思っております。
これからの世の中は、お金や地位でなく、やりがいや安心、優しさや温かさなど、人間が人間らしく生きていける環境が一番の宝になると。
色や着物だけでなく、女性がこれからどう生きていくのかなど、皆さんと話してまいりたいと思います。
令和の時代も一緒に手を携え支えあっていけるよう、皆様のお力をお貸しくださいますよう心よりお願い申し上げます。