木綿着物でライフスタイルを変える
スキンケアもコスメもオーガニック系の売り上げは伸びています。
女性が美しく生きるために必要なことは、健康の上に成り立つ美です。
男性と違い、毎月の不安定な時期をうまくやり過ごさねばならない私達は自分の体の変化に敏感です。
ユニクロも無印良品もオーガニックコットンの下着やシャツが多くなりました。
都会のタワマンに住む人が少し郊外の自然の多い環境に移動したり、リモートでの仕事で自分らしいスタイルの働き方を見つけたりと、自分を労わることでコロナストレスを排除しようとしています。
食べ物や衣服、また住環境などできるだけ自然であることが今の時代には重要です。
電車に乗っていても、女性の通勤服がカジュアルになっています。
無理をしてヒールを履いている女性が少なくなり、体に楽なスタイルを選ぶようになっているようです。
健康であることは未知のウィルスから自分を守ることでもあります。
先日は日本橋三越にて藤井絞さんの「はごろも木綿」のご説明をしていただきました。
三越の講座の後弟子達と伺いました。
何回も試作を繰り返し、今のはごろも木綿に行き着いたそうですが、まだまだ進化していくのだそうでとても楽しみです。
この日の藤井社長は長着も羽織もはごろも木綿です。
はごろも木綿の良いところ
⚪︎木綿特有の張り感がなく、しっとりとした柔らかさが肩に落ち感を出し、女性らしいエレガントさを出せる事。
⚪︎カジュアル木綿というよりも、ある程度きちんとした場所にも着て行ける事。
⚪︎藤井絞さんの染めと絞りの技術が木綿に高級感を出しているところ。
⚪︎家紋を入れることが出来るのでお茶の着物として使用できる事。
(家紋は水洗いでも問題ないようになっており、縫い紋と刷り込み紋のどちらかが選べます)
⚪︎木綿であるのに、裾さばきが良いところ。
⚪︎色やデザインのセミオーダーが出来るところ。
⚪︎そして家で洗える事です。
季節は10月〜4月まで。
江戸時代のように一年中木綿で着物生活するのも良いかもしれないと時々考えます。
私の持っている普段着の格安仕立て上り木綿・手紡ぎ手織りの作家さんの木綿・産地の木綿・その中に、セミフォーマルの木綿が加われば、一年中木綿で成り立つのです。
暫く木綿だけで生活してみようかなと思っています。
伝統色彩士協会講師の日々の着物生活「着物サロン」更新しています。ぜひご覧ください。
https://edothical.org/pg3392560.html