キモノのこと

前の記事

きもののコーディネート

2019年5月6日 18:26  


養蚕を経験してから、お蚕さんから得た糸の大切さ、小さな命ですが、命の上に立つ絹糸の大切さをしみじみと感じてまいりました。

着物は、染色や和裁士さんの手仕事を経てやっと形になります。

そう考えるとどんな着物も見捨ててほしくはない。

無駄にしてほしくない。

いつもそう思っております。


今日本には、沢山のリサイクルのきものや、お下がりのきものが箪笥に眠っております。

新しいものを買う事も大好きですし業界を支えるという意味で大切な事でございますが、古いものと新しいものをうまく組み合わせて現代のコーディネートとして蘇らせる技術を身に着けてほしい。

それは私が伝統色彩士協会を立ち上げた当初からの思いでございます。


昨日は全て私の教材用の私物ですが、帯、着物、帯揚げ、帯締めなどを使い、何度もお題を出して皆さんにコーディネートの練習をしていただきました。

いつもは決して選ばないであろう帯なども、合わせてみると意外な発見があったり、色が難しいと思っていた着物も、コーディネート次第ではいけるのでは??

そんな発見で皆さんとわいわい楽しい時間を過ごしました。


頭で理論を考えても手を動かして合わせなければ、身に付きません。

綺麗で楽しく作られたカリキュラムの本を読んでも、目では理解できますが簡単に入った知識は簡単に抜けていきます。

一年かけて学ぶという事は、その学びが必ず身について欲しいと思うからでございます。


では初心者の方も含めて、皆さんが考えたコーディネートの一部をご覧ください。


前の記事 
平成最後の日に皇居へ

キモノのことTOP
ページトップへ