キモノのこと

前の記事 次の記事

補正について

2022年5月20日 21:14  


午前中から暑さを感じましたので、一昨日は紗袷を着用しました。

6月から単衣ですので、袷から単衣に変わるほんの一週間が着用期間という方もいますし、春単衣も秋単衣も着用して良いのではという方もいらっしゃいます。

今日のように暑い日は、快適であるということが優先ですのであまり季節にとらわれずにと考えております。

紫陽花の帯は季節先取りで少し早めですが、締めたいと思う時が一番良い時期かしらと。

外が暑いので、自宅茶室にて撮影しました。


ここ最近、芸能人の方の悲しいニュースが続きます、

人は孤独が一番辛いのではないでしょうか。

周りに心を許せる人がいても、本当の意味での奥底までは分かり合えない。

それは自分で自ら孤独の中に閉じこもってしまっているのだと思います。

私は伝統色彩士協会の仲間たちと心の底から笑うことが多くなりました。

幸せとはそんな時間だと思います。

何かが気に入らないと思う時はその状況を自分で選び取っているのだと。

やはり変わらなければならないのは自分です。



暑くなると悩みますのが和装下着です。

暑いと合成繊維では痒くなってしまうので、やはり天然素材の下着でなければと思うのです。

日本橋三越で開催しております「着物美人講座」では所属診断士によるパーソナル補正の講座を開催いたしました。



人の体は個々に違うもので、肩の高さや肩の厚み、胸の窪みなども左右対象でなかったりするものです。

市販の下着や補正グッズなどは個々に対応しているわけではないので、入れなくて良い部分にまで厚みが出てしまうことがあります。

協会では、さらしを使ってオリジナルの補正下着を作っています。

中に入れるパットもさらしですので、気持ちよく使っていただけます。

もちろん着物ブラジャーもいりません。


まずは一人一人の骨格を診断士が見て、胸・肩・腰など補正の必要な部分不必要な部分を決め、また厚みなどを決め、微調整しながらその方のための下着&補正を作っていきます。

私は40代では補正などしなくても良かったのですが、年齢と共に胸の肉が落ち窪みが気になるように。

胸もただ潰すだけではなく、位置を上にキープしながら潰していかなくてはなりません。

年齢を重ねるほど補正は必要になるのかも知れません。



伝統色彩士協会予定


☆日本橋三越「着物美人講座」(伝統色彩士協会・所属診断士)

☆浴衣撮影会 日本橋三越

☆浴衣診断会(西新宿)(伝統色彩士協会・所属診断士)

☆新宿伊勢丹・浴衣イベントトークショー(代表吉田雪乃)

☆新宿伊勢丹・振袖フェア「振袖診断会」(吉田雪乃・所属診断士)

☆表参道紅ミュージアム講演・診断(代表吉田雪乃)

☆映画「紅花の守人」上映にあたり紅花染体験イベント開催〜日本橋三越

前の記事 
伊と幸と丹波布

キモノのことTOP
 次の記事
プロのカラー診断士とは
ページトップへ