新規講座募集の知らせ
前回の新宿伊勢丹でのイベントで、黒地にすっきりとした刺繍の半衿がとても気に入り、その後似たようなものを探して先日衿秀さんの黒に白の刺繍の半衿を購入しました。
東京はあと10日ほどで桜の開花予定となっていますが、一足早くジュサブローの桜の帯を締めました。
帯揚げは随分昔に染めた藍と薄き蘇芳のぼかしに、帯締めは道明の蘇芳。
最近は新規講座の教材作りに没頭していて、夢の中まで色が出てきましたが(笑)ようやく目処が立ち開講までに間に合いそうです。
伝統色彩士協会はこの2年間、エドシカルなどのコンテンツを立ち上げ「江戸」の文化に特化してイベントなどを内々で行ってきました。
エコでリサイクルが盛んだった江戸の町民文化は、今より質素ですが活気溢れる時代でした。
着物しか選択肢のなかった江戸時代の女性は色と柄が勝負でした。
決して多くはない予算の中から工夫して作り上げる江戸のファッションは文句なしに格好良い。
物が溢れることや、贅沢なことは案外素敵から離れていきます。
着物も豪華であることよりも組み合わせのセンスの良さが一番の見せ所です。
さて、決まり事や堅苦しい着物文化にどっぷりだった私の着物人生の後半は、「大人の遊び」がテーマです。
遊びがあればいつまでも若々しく、生き生きと暮らせます。
着物はもっと自由に楽しむ方がいい。
そう思っています。
こんな時代だからこそ、思いっきり楽しい事を追求して自分に栄養を与える。
まだ見ぬ将来への不安を考えても1日、楽しく過ごしても1日です。
健康と若さの秘訣は、食事や運動より心の弾む時間というサプリメントです!!
4月からスタートの「和のパーソナルカラー診断士養成クラス」募集スタートとなります。
詳しい内容はこちらに記載してあります。
お問い合わせやお申し込みはこちらのページからお願いいたします。
https://yukinoyoshida.com/school
11期の生徒さんは約50名でした。
その為、一人一人にしっかり教えることが出来たのかどうか、また卒業後すぐにコロナ禍に入ってしまい、なんとなく自粛モードで補講も出席できない人も出てきてしましまいた。
色々な事を考えて今回の募集はごくごく少数とさせて頂きます。
その代わりじっくりとお勉強して日本の色や着物のコーディネート、診断士としてのスキルなどをしっかり身につけてください。
そのほかには、日本橋三越にてこちらも新規講座がスタートします。
日本橋三越とのタイアップ講座で、日本橋の橋の上でプロのカメラマンによる撮影会がございます。(こちらにご興味ある方はメールにてお知らせください)
それに連動して浴衣講座やオリジナルの補正グッズ作りや、骨格に特化した、素材別の半衿芯の選び方や付け方。美しい所作で書く筆美人講座、ヘアメイク講座など、一年を通して学ぶ着物美人講座を開講します。
また協会の軸でもある、植物染め講座。
今までは12色以上の帯揚げを植物染めで作ってきました。
江戸時代は合成染料はありません。
草木の色でおしゃれを表現することは、伝統色彩士協会の最も大事にしている部分です。
1年間の植物染めのカリキュラムです。
染めを学ぶ、着物周りの色々な事を学ぶ。
診断士になって似合う着物を選んであげたい。
着物というコンテンツの中には着付けだけではない様々な楽しみが含まれています。
ぜひ皆さんも一緒にお勉強して見ませんか?