きものとお洋服
2021年4月23日 09:33
髪を切ってから約3ヶ月近く経つ。
長かった頃を思い出せないほど今の私にしっくりとしている。
きものだけの生活から、お洋服の日も増え「きものとお洋服」というバランスが今は心地良い。
きものの時もお洋服の時も印象が変わらずに、生活スタイルも変わらずにという理想は髪を切ったことで随分と近づいたように思う。
お洋服の日があるからきものの日が更に楽しい。
私は染めをする人なので、着るものにそのエッセンスが必ず入っていることを大切にしている。
色あせた木綿を栗のイガで染め直したシャツに袴風のパンツ。
ストールは友人の染織り作家「中里ようこ」さんの作品。
彼女の手紡ぎ・手染め・手織りのお気に入りのストール。
山葡萄の籠。
昨日はブログを書いてから午後に新しくオープンする知人のお店の内装の打ち合わせ。
こんな時期でも新しくオープンするお店はいくつもある。
都心から離れた個性的で小さなお店が多い。
ネットショップとごくごく小さな実店舗での展開というのが最近の傾向。
家から自転車で行けるお気に入りのカフェが「手紙舎」https://tegamisha.com/shop/
こんなパフェを食べては、また太ったと嘆く愚かな性格。
その罪悪感から逃れるために少々遠い場所であるのにママチャリを漕ぎながらヒーヒー言っている。
無駄な努力だと思うのだが無駄こそ人生を豊かにするものと脳に記憶させているので行動のつじつまは一応合っている。
金太さんの定位置は庭の見えるおざぶの上。
日々変わる草木の様子を見ながらすやすやと眠る姿に学ぶことは多い。
生活の中からその人の姿が形成される。
都会から離れる時に寂しさと不安はあったが、今の暮らしが私そのものである。
・・・・とするとまあ悪くはない。