満月はもう少し先に
2019年10月8日 19:14
引越しの片付けも少しづつ進んでおります。
救急車の音もドクターヘリの音もしない静かな夜で、まるで旅行に来ていてそのまま住み着いてしまったような気がいたします。
白洲正子のように、鶴川あたりに居を構えたかったのでございますが、仕事上やはり都内でなければ色々不都合であり、この場所で良かったようです。
とはいえ、いつか、箱根の方に別邸を建てるのが次の夢でございます。
夢があったほうが人生は楽しいので、叶いそうにないことでも、とりあえず夢を大切にしております。
今夜は満月ではありません。
満月は来週の月曜日14日。
私は茶事のお手伝いで鎌倉に行く日でございます。
満月ではありませんが、我が家の玄関には毎晩満月が出ます。
この窓は義母がここを建てる時にお願いして作ってもらったものでしたので、そのまま残しました。
ドウダンツツジの枝を少し月にかけて、灯りのコントラストを楽しんでおります。
昼間は明るい玄関ですが、夜はとても雰囲気が良いのです。
和の暮らしが着物と共にあることで、ようやく私の中で整う日々になりました。