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生きること

2020年4月4日 21:14  




いつも家で素敵な暮らしをしてらっしゃるのでしょうねと言われますので、全く素の状態の酷い姿を(笑)

暗い日が続きますので、この写真で笑っていただければと。

私の姿は猫背でまるでおばあちゃんのようです(笑)

こんなものでございます。普段は(笑)

この家に引っ越した直後の写真かもしれません。

ですので昨年の秋頃かと。



ブログには書いておりませんでしたが、施設にいる母の危篤についてわかった事がございます。


90歳になる母は、20代で結核を患いました。

今年の1月2日に危篤となり、急に肺に酸素が入らなく呼吸困難となりました。

医療用酸素を何本も使い、もはや施設では対応できないとのことで入院し、人工呼吸器に替えるというとき、母は入院することなく持ち直し、現在は元気に食事をとり、TVを見たりしております。

その一月前の12月に主人が中国から帰国いたしました。

風邪をひいたようで咳をしていて体調が悪かったので、コロナだったのでは?と疑っております。

その夫と母は暮れに2時間も施設の個室で話をしておりますので、うつったのだと思うのでございます(あくまで仮定ではございますが)


1時間ごとに悪くなっていく状態、息ができず苦しむ母を前に恐怖を感じました。

あれから3ヶ月が過ぎ世の中は未知のウィルスと必死に戦っております。


しかし私はどうしても解せぬ事がございました。

片方の肺しか機能しておらず、半分は石灰化している母は高リスクであり、コロナでなくとも肺炎で死亡する確率はとても高いと思うのでございます。

また血圧も高く、かなり高齢です。

なぜあのような危篤状態から生還できたのか。

毎日その事ばかりを不思議に思っておりました。

施設の方々も首をかしげるのです。


3ヶ月経ったある日、あ!!と祖母の話を思い出したのでございます


「その当時、肺結核は特効薬もなく、死の病だったんだよ。だけどねお前のお母さんはサナトリウムで唯一人生き残ったんだ。みんな死んでしまったのにね。」

「当時の医者が、生き残れるかどうかは、お嬢さんの生きる力と免疫力がどれだけあるかにかかっています。そう言っていたよ」



祖母は毎日母に烏骨鶏の生卵を飲ませたのだそうです。

母の食欲がないので、その卵だけで命を繋いだと言っておりました。


実は私も近くの農協で烏骨鶏の卵をお安く購入しております。

生で飲んだことはありません(汗)


烏骨鶏の卵はレシチン・ビタミンA・ビタミンB2・鉄分・亜鉛・オレイン酸・リノール酸・リレノン酸などの不飽和脂肪酸も含まれております。

鉄は普通の卵の3倍。ビタミンは30倍含まれております。

母の肺結核にこの卵が効いたかどうかは定かではありませんが、カロリーや脂質は低くとも栄養価の高い卵を毎日生で飲んだというのですから、効果はあったのだと思います。

そしてそれにより母には強力な免疫力がついたのだと。


生き残る確率の低い肺結核に負けない免疫力は、90歳になっても母の体に残り、コロナだろうが肺炎だろうがはねのけたのでございましょう。


やはり全ては免疫力だと改めて思いました。

免疫は栄養・運動・休養です。




朝抹茶にはビタミンを効果的に取り入れるために砂糖を使った菓子ではなく、自分で作ったドライフルーツなどを食べています。

抹茶は無農薬栽培のものを。

花は庭から摘んできた撫子。

花を愛でることはリラックスいたしますので、心が穏やかになります。



ドライフルーツは、以前はベランダで自然乾燥で作っておりましたが、現在は専用の乾燥機を使って作っております。

24時間で100円程度の電気代です。

5段もあるので、いろいろな野菜を乾燥して備蓄しております。



自宅近くに畑を借りました。

ここで弟子達と使う草木染めの染料や、自分たちの食べるものなどを無農薬で育てていきます。

農作業はかなりの運動量となります。


今やれることは、多分生きるための事。

お金とか利益とかでなく、命を守る事。

免疫をつけるために毎日前向きに生きる事だと思います。


欲には限りがございません。

誰よりも良いものが欲しい。

誰よりも若くいたい。

誰よりも美しくいたい。

誰よりも仕事が成功したい。

その欲も女性が前向きに生きる原動力になります。


しかし、今はまずこの国を救うこと。

自分の行動に責任を持つこと。


お年寄りをむやみに死なせてはなりません。

おじいちゃんやおばあちゃんに私達はまだ色々教わらなくてはならないのです。

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