お気に入りの着物
型染めの小紋に総絞りの道行。
久しぶりにかなりお気に入りだった着物の登場です。
ここしばらく着ていませんでした。
私の和のパーソナルカラーは青みです。
ですがここ最近は年齢とともにくすみが目立つので、クリアで明るい色を着る方が若々しいのです。
(実は芭蕉布などの自然布の色や黄八丈の黄みの色が苦手カラーになります)
とは言っても若い子と同じ明るい色ではこれもまた老けの原因になるので、明るくともわずかにグレイッシュな青みのくすみが入るような色を選んでいます。
絞りの道行は少しくすんだ紫がわずかに入っています。
色は難しいのです。
全ては色で印象が変わってしまいます。
コロナ禍に入り数年は、派手な着物を着るのが難しいと判断した時期が続きました。
日常生活が緊迫している最中に目立つ着物姿は控えなければと、明るい華やかな着物を箪笥の奥深くに片付けてしまいましたので存在すら忘れかけていましたが、ここ数ヶ月の着物整理で出てきました。
夏頃から明るい浴衣なども着るようになり、ようやく戻ったかなという実感があります。
とはいえ、景気が良いとも思えず、物価は上がり厳しい状況は続いています。
ニュースなどで気が滅入る事もまだまだ多く、これから先の日本への不安がないという人はいないでしょう。
でもそんな時期だからこそ、お気に入りのものを着て出かける時間は大切にしたいと思っています。
着物が好きというのは個性であり、元気の源です。
気持ちが元気でいれば、健康であり、肌艶も良くなり若々しく見えます。
そして自分だけが得するのでなく、誰かの為にと奉仕する気持ちが結果的に自分を大切にすることに繋がるのだと思います。
ただ間違えてはいけないのですが、いいように利用されてしまってそれが奉仕だと思うのはいけません。
また自分に悪影響を与える程のマイナスな考えを持っている人とは迷わずに距離を置くようにしています。
うちの事務局は私をいれて5名で運営しています。
皆それぞれの持ち場がありバランよく運営しています。
また所属の診断士達もそれぞれの活躍がある人もいれば、協会のイベントを手伝ってくれる人もあり、今が一番安定しています。
先日は弟子の一人が都合が合わず受講できなかった「振袖姫診断」の講座でした。
都合が合わなかった時はできる限り別日程で受けられるようにしています。
お天気も良く、楽しい1日でした。
それから夏の「星のや東京」のイベントお疲れ様会もとても楽しかったです。
さて、次のステップへはもう進んでいます。
皆さんとまた一緒に協会を盛り上げていって欲しいなと思っています。