2019年7月15日 13:40
すっきりしないお天気がこうも続きますと、気鬱になってまいります。
とはいえ、着物生活のわたしには、地獄の暑さの夏よりもじめじめした梅雨空の方がいくらか過ごしやすく、このまま秋にいってくれたらどんなにか快適であろうかとも思います。
この時期は急な雨にも心配することのない麻のきものがやはり重宝致します。
灯屋さんで求めました麻の小紋は、柄付けがかわいらしく、色も涼しげでございます。
蛇の目傘に雨が当たります音を聞きながら鎌倉を歩いておりますと、とても気持ちが落ち着き、幸せな気分になってまいります。
中島清志先生の越後上布もまるで着ていないかのように軽く、涼しく、梅雨時のお召し物として、洋服よりも100倍快適ではないでしょうか。
先日、本郷3丁目の樋口一葉旧居跡を訪れてみました。
今でもこのような風景が都内にあることに、大変驚きました。
さて、最近日本髪が多いのですか?と聞かれますが、前回の有明クラスの時は日本髪でしたが、普段は日本髪という訳でもない私なりの結髪でございます。
夏はアイロンやカーラーや、逆毛などを立てたくないので、このような簡単なアップヘアにしております。
10分もかからない簡単ヘアでございます。
月光庵・鎌倉教室では露地が室内にございますので、雨でも気にせずお稽古が出来ます。
秋の募集「鎌倉と紅葉の着物の会」は8月ごろにお知らせいたします。