キモノのこと

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茶鼠色の無地の紬と赤の色

2017年2月2日 10:57  

茶鼠は私の好きなグレージュでもあります。


無地の紬は帯で遊べるので便利です。

コーディネートで悩まなくて良いようにベーシックな色を選ぶのがお勧めです。


茶鼠は黄みの色と、青みの色の両方が入っているので、

同じ黄みの色でコーディネートすれば優しく温かい感じに。

青みの色でコーディネートすればクールでスタイリッシュにもなります。

型染めを合わせれば、紬の素材感が引き立ち、染帯ではんなりした雰囲気も出せます。


1月は初釜が続き、京都出張や撮影なども重なり、すっかり体力を使い果たしてしまいました。

大きな風邪も引かずに何とか無事予定を終わらせる事ができて本当によかったです。


1月はほぼ毎日着物で過ごしましたが、(いつも着物ではありますが)

普段はジーンズにトレーナーの感覚の紬と八寸が多いのに、初釜や新年会などでフォーマルなキモノを着ることが多く、ちょっと疲れました(泣)

やわらかものは、紐も多く使いますし、伊達締めもします。

窮屈でとても一日中着ていられません。


普段の紬や木綿の時は腰ひも一本だけなので解放感たっぷりです。



お正月に新宿伊勢丹で嘉門工藝さんの福袋を購入しました。

欲しかった建水や茶杓や袋物が沢山入ったお得な福袋でした♫

この赤い数寄屋袋もその中の一つ。とても気に入っています。



 赤と言っても、日本の色には様々な赤があります。


紅花の赤や、柿色のような赤や、小豆のような暗い赤や牡丹のような明るい赤など・・・。

日本の赤はどれも美しい色だと思います。


私の身の回りには、ここの所赤が多いです。

赤を身に着けていると、気分が高揚して元気になるようです(なんかお年寄りみたいですが・・・汗)


絞りの数寄屋袋は京都の柊家旅館さんで購入しました。

子供みたいな赤がかわいらしく、数寄屋袋ぐらいなら許してね・と言い訳しながら使っています。



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