紅花の間引き菜染
伝統色彩士協会では「東京紅花」というブランドを立ち上げています。
東京都町田市にある障がい者支援施設の「大賀藕絲館」様と一緒に協力して行なっているプロジェクトです。
近くに白洲正子邸や私の義父母の菩提寺もあり、町田市は私にとってゆかり深い土地でもあります。
施設が所有する畑から紅花を積み、皆さんで紅餅を作り、私達が染めて商品として流通するという、今協会が一番力を入れて進めているSDGsでサスティナブルな活動です。
今まで、紅花といえば山形でしたが、実は東京にも広大な紅花畑がある事。
そして質の良い紅餅を障害のある方が一生懸命作られている事。
素晴らしい活動のその先に私達が加わり、一人でも多くの方に東京の紅花を知って欲しいという願いで活動しています。
初夏になり、美しい紅花畑を皆さんに見ていただけるのが楽しみです。
紅花祭りは6月9日・10日になります。
東京紅花の作品も販売予定です。
伝統色彩士協会は染色というツールを使って、様々な地域を繋げていく本部基地のような役割を担っていきたいと考えています。
着物も残さなければならない文化だと思っていますが、それ以上に日本の色を残したいと思っています。
さて、紅花が大きく育つには間引きをしなければなりません。
どれも元気に育っているのに間引いてしまうのはとても辛いのですが、質の良い元気な紅花を育てるためには仕方ありません。
間引いた葉は無農薬ですので、茹でたり炒めたりして美味しくいただけます。
またとても美しい色に染めることが出来ます。
その間引いた葉で、皆様に染めていただく講習会のご案内です
花から染める優しい黄色やピンクとは違って、葉を染める色も是非体験して見てください。
間引き菜染め体験
5月13日(土)13時〜16時予定
費用 4000円(税込)
場所 大賀藕絲館(町田市小山田町3267)
定員 9名
*JR淵野辺駅から送迎があります。
淵野辺駅12時半集合
お申し込み 042-797-1616