単衣の終わりに
2021年9月30日 15:58
草花の色
あっという間に時間が過ぎてもう袷の時期になります。
単衣の最後は大好きな丹波布に染織作家の中里ようこさんの帯で。
先週は畑の藍を全部刈り取り最後の生葉染めを行いました。
ほかにも茜や紫根なども染めました。
染めの時間はコロナ禍にあって非常に精神バランスを保てる時間となり、あらためて植物の力の有り難みを感じました。
畑の里芋も大きくなり順調に収穫出来ています。
生活することが楽しいことであると気がつくと、毎日がかけがえのない時間になり、特別なことがなくとも人生は美しいと心から思えるようになりました。
何になりたくて、どんな成功が欲しくて、人にどう認められたいかなどど葛藤する日々が幸せから一番遠いことであると深く理解するようになりました。
幸せは自然と植物の色と、まるおときん太の2匹の猫との生活の中にたっぷりあるようです。