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着物生活の見直し

2023年10月28日 19:55  

いつも思います。80歳になっても着物を着て生活したいと。

着物が大好きですし、昭和の暮らしが一番落ち着きます。

令和の時代を昭和のままで生きています。

新しいことの流れに乗ることもなく、変えていくこともせず、変わらない日々の繰り返しです。

ご飯が美味しく食べれて、着物が着れて、猫がいて、これ以上に幸せな時間はないだろうと思うのです。


目立つ事はストレスを引き込む原因にもなるので、このまま地味に着物を発信していけたら満足です。

小さな世界を守りつつ、気の合った人達と交流していけたらいいなと。

Instagramは割と頻繁に更新しますがブログは途切れがちに・・。

それでも辞めずにぼちぼちと続けていこうと思っています。



さて、涼しくなり日々着物で過ごす時間が多くなりました(夏は流石に暑くアッパッパの日もありました)

昨日講師の宮田さんと一緒に打ち合わせなどをしていた際、寝間着は有松鳴海絞りが良いようだと聞いたので、今日から有松を着て寝ようかと思っています。


着物生活はお金のかかる事だろうと思われがちですが、やりようによっては洋服よりは出費がかさみません。

私の普段着は洗濯機で洗える木綿と、銘仙、紬類です。

銘仙と紬は絹なので水では洗えません。。

夫に車でセルフドライクリーニングのコインランドリーに連れて行ってもらい、まとめて洗います。

(東久留米市のスーパーコインランドリーしのみやさんです)


あらかじめリグロインで衿汚れや袖汚れなどを落とし(大雑把で大丈夫)セルフドライクリーニングに入れると綺麗になります。

4キロで1800円ですので、着物3枚〜4枚ぐらい洗えます。


お出かけ着の紬や、高価な着物は迷わず悉皆屋さんです。


セルフでは業務用のスチームアイロンがあるので、汗をかいてしまった帯や、絹の長襦袢の脇、背中などを浮かせて軽くかけ汗抜きをします。

これでさっぱりです。


少し前までは全て悉皆屋さんでした。

でも普段着まで悉皆屋さんとはあまりに贅沢な気がして、自分でなんとか出来ないかと試行錯誤。

生活に根付いた着物暮らしをしたいので、やみくもにお金をかけたくはない。

本当に欲しいものは年に一回ぐらいは買いたいので、他を節約しています。


旅行は猫がいるので行けません。

食事も胃が弱いので焼き魚にご飯と味噌汁がほぼ毎日です。

ちょっと刺激のあるものを食べると胃が疲れるのです。

そのくせ甘いものはいくらでも食べると言う非常に悪い食生活です。

なるべく肌の老化の為に控えるようにはしているのですが・・・。


観劇も誘われると行くぐらいなので回数としてはとても少ない。

本を読むのが好きで毎月10冊ぐらい買いますが、読みたい作家のものは殆ど古本ばかりで300円〜500円ぐらいなのです。


家計簿をつけていますが、老人のような出費かもしれません(笑)

化粧品もエイジングケアを使っていますが、ちふれの綾香シリーズなのでお安いのです。

娘の名前があやかなので何となく気に入って使っています。

時々お高いアンチエイジングのクリームも買ったりしますが、2ヶ月か3ヶ月に一度ぐらいです。


とにかく、着物生活をもう少し見直そうと思っています。

あまり枚数が多くてもお手入れに困りますし、Instagramに投稿するからと何枚も持っていては、疲れてしまうことに最近気がつき、幸田文、沢村貞子、鶴見和子先生など、皆さん着物は少なく持つがよしとされているので見習うべきかなと。

つい気が緩んで、着物との付き合い方の道を外れてしまうことがあります。

反省・・・・。


こんな歳になってもまだ人間としては満足に形成されていないのですから、過去など恥ずかしくて思い出せませんね(笑)


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